【事例紹介】

広島の住まいづくりマガジン「自遊建築」事例紹介オーナーのこだわりが光るわがまま住宅:家族の暮らしに合わせ、色を上手に使った陽気な家

家族の暮らしに合わせ、色を上手に使った陽気な家


素敵な住まいを予感させる玄関は、訪れる人をワクワクさせる。

ケイソウ土を使った家族の手形は、橋本家のシンボル。

モノトーンの家から、多彩な色づかいの家へ。

家づくりを楽しんだ橋本さんご夫妻。

リズム感のある色づかい

海を彼方に見下ろしながら、坂道をゆっくり上がる高台の途中に橋本邸がある。赤土が焼けたような独特のオレンジ色の外観は、初めてこのあたりを訪れる人が一瞬、足を止めそうな色。ワクワクしながらドアベルを押した。

玄関を入ると目に飛び込んでくるのは、大人と子供4人の手型。橋本家は、夫婦と7歳の男の子、3歳の女の子の4人家族。子供たちの小さな手がかわいらしく、なんともあたたかい気持ちになる。

通されたダイニングキッチンに溢れる色、色、色・・・。テーブルにセットされた4脚の椅子は、赤、青、グリーン、イエロー。つまり、すべての椅子の色が違うのだ。普通は1色で揃えようとするところ、いきなり4色。でも、この椅子が、ダイニングキッチンに軽やかなリズムをつくっている。

キッチンは、明るい黄色や爽やかなブルーが、つくりつけの戸棚なカウンターにほどよくあしらわれ、陽気な雰囲気。色がたくさん使われているのに、すべてがうまく溶け合って「橋本家のキッチン」を主張しているようだ。

ダイニングキッチンから和室、リビングへと続く空間はドアがないので、とても開放的だ。面白いのは和室の3枚の襖。3枚の柄がすべて異なっている。
椅子同様、同柄で揃えたくなるところだが、遊び心に満ち、しかも、落ち着きさえ感じる。