【事例紹介】

広島の住まいづくりマガジン「自遊建築」事例紹介オーナーのこだわりが光るわがまま住宅:街並みを照らすサーモンピンクのワンルーム風一戸建て

街並みを照らすサーモンピンクのワンルーム風一戸建て


愛犬と暮らす田原さん

ホールのアクセントになっている色のついたアクリル板には、田原さんの誕生石のパールをイメージした色が一つ組み込まれている。

家全体をワンルームのように

すぐ側に新幹線の高架が走る街並みで、そのサーモンピンクの家はひときわ目立っていた。取材の日、遠目でも「もしや、あの家・・・」と見当がついたくらいだ。

1階は貸駐車場で、2階が住まい。エントランスにはタイルが敷き詰められ、アクセントとしてスペインの洒落たタイルが、絵画のように並べられている。階段を上がると、工場の屋根に使われているという鉄板と、赤い柱の組み合わせがモダン。いやがおうにも期待が高まる。この家は、楽しそう。

玄関を上がると、和室からリビング、キッチンまで見渡せる。そして、光がシャワーのように、降り注ぐ。気がついたのは、ドアがないこと。キッチンと寝室の間に引き戸があるだけだ。この引き戸はオーダー。衝撃に強いポリカーボネート製で、3枚の戸が引き戸になっている。水廻りも引き戸。これらの引き戸を全部開けてしまえば、住まいが一つの空間になる。オーナーの希望が「ワンルームのような家」という話を聞いて、納得した。

家事がスムーズな動線

キッチンと水廻りを真ん中にして、東側に寝室、西側にリビングと和室という間取りになっている。キッチンのすぐ側にはテラス。家の真ん中にキッチンと水廻りがあることで、とても家事がしやすくなっている。料理をする、洗濯をして干すなど、家事を行う箇所が集中しているため、動きやすいのだ。キッチンとテラスが隣にあるので、動線が最短で済む。オーナーが、一番気に入っている場所だ。